転売屋の買い占めによりチケットが入手できなくて悩んだ経験のある人には朗報かもしれません。

ヤフオクのガイドラインが改定され、転売目的で入手したチケットを出品禁止とすることが発表されました。

ヤフオク、転売目的のチケットを出品禁止に

ヤフーは8日、オークションサービス「ヤフオク! 」のガイドラインを改定し、転売目的で入手したチケットを出品禁止物にすると発表した。

「ヤフオク! 」では、これまでも不適切と判断した商品の削除を行っているが、新たに「ヤフオク!ガイドライン細則」の出品禁止物に「転売する目的で入手したと当社が判断するチケット」と明記。「オークション > チケット、金券、宿泊予約 > 興行チケット」に出品することとされている興行チケットが対象となる。

チケットの不正購入や高額転売を巡っては、イープラスがSMS認証、チケットぴあが電話番号認証を導入したほか、音楽業界が公式チケットトレードリセール「チケトレ」を開設するなどの取り組みが進められている。

ヤフオクなどのオークションサイトでは、最近、ミニスーファミが高額で出品されていたり、転売屋がヤフオクにiPhoneXを高額で大量出品してたりするニュースがありました。

転売目的で購入したチケットをヤフオクなどのオークションサイトで転売するような転売屋は昔から存在していましたが、最近の人気商品で入手困難なものを狙って高額で転売するような行為が多くなってきていることから、今回のような転売目的のチケット出品禁止を行ったんじゃないかなーと思います。

ちなみに、転売目的のチケットなのか、そうではないかの基準はどうなのか？が気になりますが、

下記のサイトによると、

転売目的チケット出品禁止 ヤフオク、細則に明記

ヤフーは８日、運営するインターネットオークションサイト「ヤフオク！」で、転売目的で入手したと判断したチケットを出品禁止にしたと発表した。

これまでも不適切と判断したチケットの出品を削除してきたが、運営ガイドラインの細則に明記して徹底する。

ヤフーは転売目的のチケットかどうかを判断する基準を設定しているが、「抜け道」による不正出品を防ぐために基準を非公表としている。