ついにiOS11.3がリリースされました。
iOS11.3ではiPhoneのバッテリーの劣化状態が確認できる「バッテリーの状態(ベータ)」の機能が追加されています。
今回はiOS11.3で設定アプリに新たに加わった項目「バッテリーの状態(ベータ)」の使い方やバッテリー交換のタイミングの目安について紹介していきます。
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iOS11.3ではバッテリーの劣化状態がチェック可能に!
iOS11.3ではバッテリーの劣化状態が確認できる機能が追加されました。
iPhoneのバッテリーが劣化してしまうと、パフォーマンスの低下やすぐに電源が落ちる、バッテリー消費が激しくなるといった現象が発生しやすくなるため、最近どうもiPhoneの調子が悪いなと感じる人は、「バッテリーの状態(ベータ)」でバッテリー状態を確認して見ましょう。
なぜ「バッテリーの状態」に(ベータ)がつくのか?という疑問
「バッテリーの状態(ベータ)」はバッテリーの状態が確認できる機能ですが、なぜベータがついているのか?という疑問を抱いた人も多いかと思います。
調べた限りAppleはベータをつけた理由については明らかにしていないようですが、「試験的に実装した」可能性が高そうです。
iOS11.3で試験的に導入して今後のアップデートで仕上げるのかもしれませんね。
「バッテリーの状態(ベータ)」の使い方
「バッテリーの状態(ベータ)」でバッテリーの劣化状態を確認する方法は以下です。
1. 設定アプリを起動
2.「バッテリー」を選択
3. 「バッテリーの状態(ベータ)」を選択
4. バッテリーの状態が表示される
以上の手順でiPhoneのバッテリーの劣化状態が確認できます。
新品の状態を100%とした場合にどの程度のバッテリー容量が減っているか確認できます。
上の画像は僕のiPhoneXでバッテリーの状態を確認したものですが、97%ということで、3%分劣化しているようです。
僕のiPhoneXは12月に購入したので、約3ヶ月で3%。
1ヶ月あたり1%くらい消耗したっぽいということがわかります。
バッテリー交換タイミングの目安は?
Appleによると、
通常のバッテリーは、通常の条件下で使用された場合、フル充電サイクルを 500 回繰り返した後も本来の蓄電容量の最大 80% を維持するよう設計されています。
とのことなので、本来の蓄電容量の80%を維持できない(下回る)場合はバッテリー交換が必要になります。
バッテリーの状態が80%未満になるとバッテリー交換を促すメッセージが表示される
バッテリーの最大容量が80%未満になると、「バッテリーの状態(ベータ)」の画面に以下のメッセージが表示されるようになります。少し古めのiPhoneを使っている人でこのメッセージが表示された人は、バッテリー交換を行った方が良さそうです。
お使いのバッテリーは著しく劣化しています。Apple 正規サービスプロバイダでバッテリーを交換すると、最大限のパフォーマンスや容量を取り戻すことができます。サービスオプションについての詳しい情報…
「バッテリーの状態(ベータ)」の使い方とバッテリー交換タイミングの目安 まとめ
今回はiOS11.3で新たに追加された「バッテリーの状態(ベータ)」の使い方とバッテリー交換タイミングの目安についてまとめてみました。
バッテリーの劣化状態が簡単にチェックできるので、バッテリー交換をしてでも今使っているiPhoneを長く使いたいという人にとっては便利な機能だなと思います。
また便利な情報があったら記事にしたいと思います。
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