少し前に特定のURLをメッセージアプリで受信するとiPhoneがクラッシュする不具合が発覚しましたが、今度は特定の文字を受信するだけでクラッシュする不具合が発覚したそうです。
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特定の文字を受信するとiPhoneがクラッシュしてしまう！？
MobileWorldというイタリアメディアによると、インド東南部の公用語である「テルグ語」で使われている文字をiPhoneのメッセージアプリなどで受信するとiPhoneがクラッシュしてしまう不具合を発見したそうです。
上記の動画では実際にiPhoneが特定の文字を受信した場合にクラッシュしてしまう様子を紹介しています。
受信するとiPhoneがクラッシュしてしまう文字
受信するだけでiPhoneがクラッシュしてしまう文字（画像：MobileWorld）
iPhoneが受信するとクラッシュしてしまうのは上記の文字です。
「テルグ語」についてちょっと調べて見ましたが、字体に慣れないせいか、覚えるが大変そうな複雑な言語のようにも見えます。
テルグ語はこんな感じ↑（参考：Goethe Verlag）
特定文字を受信するとiPhoneがクラッシュする不具合の原因と対処法
不具合の原因
今回の特定文字を受信するとiPhoneがクラッシュしてしまう不具合ですが、メッセージアプリが文字を読み込もうとして失敗することが原因と考えられています。
不具合が発生しメッセージアプリが開けなくなってしまった場合の対処法
もし不具合が発生し、メッセージアプリが開けなくなってしまった場合は、友人など他の人に頼んで別のメッセージを送ってもらい問題の文字のあるスレッドを削除するしか方法がないそうです。
参考：Major new iOS bug can crash iPhones and disable access to apps and iMessages
iPhoneがクラッシュした後、手動で再起動すると再起動ループしてしまう可能性も。。
今回の不具合が発生するのは「テルグ語」の特定文字を受信した場合なので日本で生活するぶんには不具合に遭遇する可能性は低そうですが、もしこの不具合に遭遇してしまった場合はiPhoneが自動で再起動するまではiPhoneを放置した方が良いそうです。
iPhoneがクラッシュしてしまい、焦って手動で再起動してしまうと、iPhoneの電源が落ちる、再起動を繰り返してしまう「再起動ループ」が発生する可能性があるそうです。
再起動ループといえば、iOS11.1.2リリースあたりで発生した「特定のアプリをiPhoneにインストールしている場合、iPhoneが再起動を繰り返してしまう不具合」を思い出しますが、再起動ループにならないためにはiPhoneがクラッシュしてしまった場合は「放置」が良いそうです。
Appleは不具合を確認し、iOS11.3ベータ版では既に修正済み。
Appleは既にこの不具合を確認済みで、iOS11.3のベータ版では修正されているそうです。
iOS11.3は今年の4月あたりにリリースを予定しているので、場合によってはiOS11.3の前にiOS11.2.6などのマイナーアップデートを行う可能性もありそうです。
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