iPhoneXの入荷待ち問題は12月には解決するかも?出荷予定が1〜2週に短縮

iPhone Xの在庫状況に改善の兆し!ソフトバンクなど一部のキャリアで在庫ありに!

iPhoneX発売から2週間程度経ちました。iPhoneXはAppleが初代iPhoneを発売してから10周年の記念モデルであることもあり、予約開始時から現在まで転売問題や盗難事件、未入荷問題など色々なトラブルが発生しましたが、ここにきてようやく入荷待ち問題が解決しそうです。

日本やアメリカのオンラインAppleストアでiPhoneXの出荷予定が「1〜2週」に短縮されました。

iPhoneX発売から数日で出荷案内が「3〜4週」に短縮され、最近ようやく一部のキャリアショップで在庫がある店舗が出てきましたが、いよいよ入荷待ち問題が解決に向かっていると言えそうです。

 

日本やアメリカでiPhone Xの出荷予定が「1〜2週間」に短縮、生産問題を解決か

日本やアメリカのAppleオンラインストアでiPhone X出荷日が「1〜2週間」へと短縮されました。

出荷日:1〜2週間

iPhone Xのすべてのモデルの出荷までの待ち時間がさらに短くなったため、ホリデーシーズンに間に合いそうです。

予約開始とほぼ同時に売り切れたiPhone Xの当初の出荷までの待ち時間は5〜6週間となっていましたが、発売日には出荷日案内が3〜4週間へと短縮されました。11月中頃には2〜3週間まで短くなっていた出荷予定日は、ついに日本やアメリカのAppleオンラインストアで「1〜2週間」となりました。

apple オンラインストア

Apple(日本)

 

apple オンラインストア

アメリカのAppleオンラインストア

すべての生産問題がついに解決?

かねてから幾度も報じられていたiPhone Xのドットプロジェクタの生産難航は、10月中頃には歩留まりの低さが改善へと向かい始め、ホリデーシーズン前に人々の手に届くのではないかとの噂が囁かれました。

しかしながらその直後、アンテナとカメラのフレキシブルプリント基板(FPCB)が生産遅延の最も大きな原因であると、Apple製品の情報通として知られるKGI証券のミンチー・クオ氏が新たな見解を発表します。iPhone X発売日には200〜300万台しか用意されないであろうとの予測に落胆したユーザーも多かったのではないでしょうか。

今回、日本やアメリカのAppleオンラインストアの出荷状況が改善されたことで、米メディアのAppleInsiderは生産上のボトルネックが解決されたのではないかと推測しています。

 

一時はクリスマスまでにゲットできないとか来年までは入手困難が続くと見られていたiPhoneXですが、ここにきて供給が追いついてきているようです。

最近、iPhoneX工場で学生を過重労働させていたことが問題になりましたが、iPhoneXの生産関連の人々の努力により、予想よりも早く入荷状況の改善が行えたのかなとも思います。

 

iPhoneX の出荷待ちが短縮してきているのは人気がなくなってきたからではない。

 

一部では、iPhoneXの出荷待ちが短縮してきているのはiPhoneXの人気がなくなってきたからなのか?という声も上がってきていますが、実際は、やはりボトルネックであった部品の生産数の改善が多いとの見方が強いです。

iPhone Xに人気ないためではなく、製造が困難なために供給が安定しなかった部品の供給が改善した効果が大きい、とクオ氏は投資家向けレポートで指摘しています。

具体的にiPhone X製造上のボトルネックとなっていた部品の1つが、シャープとLGが製造を担当するTrueDepthカメラ内のドットプロジェクタで、iPhone X発売前から品薄の原因と指摘されていました。

iPhone X Face ID TrueDepthカメラ

もう1つの部品であるLTEアンテナコンポーネントは、村田製作所が計画どおりに製造できないため、サプライヤーをCareer Techに切り替えたことで供給が安定した、とのことです。

FoxconnはiPhone Xを1日に45万台〜55万台を製造中

部品がスムーズに供給されるようになったことで、iPhone Xの組み立てを担当するFoxconnの工場では、1〜2カ月前には1日あたりの生産数量が5万台〜15万台だったのが、現在は1日に45万台〜55万台を組み立てている、とクオ氏は述べています。

クオ氏はiPhone Xの生産ペース上昇を踏まえて、2017年10〜12月期のiPhone X出荷台数を以前の予測よりも10%〜20%引き上げています。

また、2018年1〜3月期の出荷台数は、iPhone Xの出荷までの期間が短縮されたことで、年明けにずれ込むと見込まれていた分が減少する影響で若干減少するだろう、とクオ氏は予測しています。

iPhone X、11月24日には第2次発売国でも販売開始

iPhone X発売前日に発表された四半期決算で、Appleは2017年10〜12月期の業績を840億〜870億ドル(約9.6兆〜9.9兆円)と予測しています。これは、iPhone Xの出荷ペースが上昇することを見越したものだったのかも知れません。

アメリカや日本などの第1次発売国で11月3日に発売されたiPhone Xは、韓国など13の第2次発売国で11月24日に発売されています。

参考:iPhone Xの出荷待ちが1〜2週間に短縮したのは、不人気だからじゃない

 

部品の安定供給が行えるようになってきたことで、iPhoneXの出荷数も増やせるようになってきたようです。

iPhoneXは人気だからどうせまだ買えないからやめとこうと思っていた人も、12月中にゲットできるかもしれませんよ!

 

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