iOS11がリリースされてから、AR対応のアプリがたくさん増えましたね!
このサイトでも、「RoomCo AR」とか「IKEA Place」などを紹介してきましたが、
一番AppStoreでダウンロードされたARアプリのジャンルが意外だったので紹介します。
iPhoneのARKit対応アプリ、DL数最多のジャンルは?
2017年9月にはアップルよりiOS 11が正式にリリースされ、アップルのARプラットフォームARKitに対応した本格的なモバイルARアプリが複数リリースされています。
モバイルアプリ市場調査企業のSensor Towerは、これまでにダウンロードされたARアプリをダウンロード数に応じてランキング表示しています。最もダウンロード数が多いカテゴリーはゲームとのことです。また、ARKitに対応したアプリのうちゲームは35%を占めるのみですが、アプリダウンロード数のうちゲームは53%を占めており、全体の収益の62%になるとのことです。
ゲームを中心に普及するモバイルAR
現在リリースされているiOS対応ARアプリのうち、無料アプリで最もダウンロードされたのはPlaySide Studiosの『AR Dragon』で、無料ARアプリのダウンロード数のうち20%を占めています。また有料ゲームのダウンロード数ではDirective Gamesのリアルタイムストラテジー『The Machines』が1位となっています。
複数の計測用アプリがランクイン
また、非ゲームARアプリではおもにユーティリティ関連のアプリのダウンロード数が多く、複数の計測用アプリがランクインしています。たとえば『AR MeasureKit』や『AirMeasure』、『PLNAR』が無料アプリチャートにランクインしています。また『TapMeasure』は有料アプリですが、ARゲーム『The Machines』を追い越してチャート1位となっています。
僕は、物を測ったり、家具を仮想で配置するようなユーティリティ系のアプリが多くダウンロードされているのかな?
と思ったのですが、意外とゲーム系のARアプリがダウンロードされているみたいです。
ゲーム系の方が、ARを使って面白いことができるし、アプリ開発者としても、作りやすいのかもしれない。
ユーザーがエンタメとして見てくれるから、アプリの精度とか関係なく使ってもらえる。
逆にユーティリティ系のアプリは、ちゃんとARを機能させないと行けないから、アプリの難易度が上がって参入障壁が高いのかも。
ちょっと乗り遅れた感ありますけど、まだまだAR系は伸びる市場だと思うので、
ゲーム系のアプリ開発者さんは、AR対応のゲームを作って見てもありかもですね。
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