ホームボタンが廃止されることが話題になっている新型iPhoneですが、スリープボタンがカスタマイズできるようになるようです。
ホームボタン廃止のiPhone X/8、スリープボタンのカスタマイズが可能に
ホームボタンが廃止されるiPhone X(iPhone8)では、スリープ(電源)ボタンの操作で呼び出せる動作が増え、ユーザーがカスタマイズ可能になっていることが、流出したiOS11のGM(ゴールデンマスター)版の解析から判明しました。
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続々明らかになるiPhoneX(iPhone8)でのスリープボタンの用途
iPhone X(iPhone8)では、スリープボタンの長押しでSiriを呼び出せることは、開発者のギルヘルム・ランボー氏が9月初めに明らかにしています。
さらに、先日流出したiOS11のGM版の解析の結果、スリープボタン2度押しでApple Payの呼び出し、スリープボタンと音量アップボタンの同時押しで緊急通話モードへの移行が可能になることも分かっています。
iOS11のGM版の解析によって、iPhone X(iPhone8)ではスリープボタンに割り当て可能な機能がカスタマイズできることが判明した、とiDownloadBlogが伝えています。
スリープボタンの操作カスタマイズは設定アプリから
スリープボタンへの操作割り当ては、設定アプリのアクセシビリティメニューから、文字入力でSiriを操作できる「Type to Siri」や、顔認証の「Face ID」を設定可能です。
また、スリープボタンをダブルクリック/トリプルクリックするスピードも調整できます。
標準でSiriに割り当てられた「電源オフ」は変更可能
従来のiPhoneでは、「電源オフ」はスリープボタンの長押しでしたが、iPhone X(iPhone8)では、デフォルトではこの操作にSiriの呼び出しが割り当てられています。ただし、設定アプリの一般メニューから、「電源オフ」をスリープボタンの長押しに割り当てが可能となっています。
また、従来はホームボタンを押して呼び出したホーム画面や、ダブルクリックでのアプリ切り替えは、画面下部を上にスワイプするジェスチャー操作でタスクスイッチャーを表示して操作します。上スワイプの長さによって、呼び出せる操作が変わるようです。
物理ボタンではなく、振動フィードバック式のスリープボタン
なお、iPhone X(iPhone8)のスリープボタンは、iPhone7のホームボタンと同様、物理的なボタンではなく振動で操作を伝えるTaptic Engineが内蔵されることも、iOS11のGM版を解析したギルヘルム・ランボー氏が発見しています。
物理ボタンを廃止するこの変更は、iPhone X(iPhone8)の防水性能向上と関連があると考えられます。
現状のiPhoneだと、ホームボタンの長押しでSiriが呼び出せますが、新型iPhoneの場合、ホームボタンがないのでどうなるんだろう?っていう疑問がありましたが、
スリープボタンの長押しでSiriが呼び出せるようになるようです。
僕自身、そんなにSiriを使わないんですが、ホームボタンを2回押してマルチタスク画面を出そうとしたら間違って長押しになってSiriが呼び出されることが何回かあったので、
スリープボタンの長押しでできるようになる方が、間違ってSiriが呼び出されにくくなるきがするので、個人的にはいい変更だなーって思いました。
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