iPadのフロントカメラをボタンとして利用するアプリがAppleにリジェクトされたそうです。
iPadカメラをボタンにするアイディア、却下される
Astro HQというアプリ開発メーカーが思いついた、「iPadのフロントカメラをボタンとして利用」するアイディア。なかなか賢い思いつきだけど、セキュリティ的にどうかな〜と思っていたら、やはりというべきかAppleによって機能の実装が却下されてしまいました。
この「Camera Button」と名付けられた機能は、もともとディスプレイミラーリングアプリ「Luna Display」や液タブ化アプリ「Astropad」に、どうやってメニューを実装するかという試みから生まれました。カメラの明るさの変化を捉えてスライドメニューが画面端からせり出すようにすれば、画面に邪魔なインターフェイスを置く必要はなし。さらに独自のセキュリティ対策も搭載しています、というのがCamera Buttonのセールスポイントだったのですが…。
そして今回、Apple(アップル)はApp Store審査のセクション2.5.9を理由にCamera Button機能を拒否しています。セクション2.5.9の内容をかいつまむと、「ネイティブなユーザーインターフェイス要素や動作を置き換えたり無視したりするアプリはリジェクトされます」とのこと。確かに、Camera Buttonではカメラをボタンと置き換えていますからね。リジェクトもやむなしかもしれません。
カメラの明るさの変化で、アプリを操作するという、アイデア的には面白い試みですが、Appleのガイドライン違反のようです。
iPadのカメラをAppleの意図しない使い方をしているから、ユーザーに混乱を招く恐れもあるからなのかも。
iOSアプリを長年開発している人なら、Appleらしいなーって思う人もいるのかなと思います。
僕も、アイデアとしては面白いと思いますが、Appleの言い分は分かるし、App Storeガイドラインは、法律みたいなものなので、App Storeでアプリを出す以上、ダメなものはダメなのかなっテオ思います。
悪あがきするよりは、Androidだけでこのアプリを出すとか、他のアプリを作る方に注力した方がよさそうです。
4.3リジェクトで感じたAppleとの付き合い方。。
前に、4.3リジェクトの件で痛感したことではありますが、やっぱりAppleの意向にそったアプリを開発していかないと、App Storeでは生き残って行けないなーって思います。
App Storeは、Appleの人が審査しているから、Appleの人がダメだと思うものを出しては行けない。。
ギリギリを攻めて、Appleと戦っても、時間と体力を奪われるだけに終わる可能性があります。。(4.3リジェクトで僕はそれを痛感しました。)
Appleさんと仲良くやっていくことが、App Storeで長く生き残るための秘訣なのかなーって思います。
iOS11ではAppStoreのデザインが一新されて、Todayタブが追加され、Appleの人がいいなって思ったアプリを紹介してくれるようになりました。
Todayで紹介されたアプリはダウンロードが急増するなんて話もあるけど、Appleの人の目に止まるもの、Appleがおすすめしたいと思うアプリは、絶対にApp Storeガイドラインに沿ったアプリでしょうね。
App Storeガイドラインギリギリのアプリを作っても、Appleからリジェクトされる可能性が高いし、
リジェクトされてAppleと交渉の末、結果的にアプリ作ってもリリースできずってことも十分にあり得る。。
Appleの人と交渉の結果、リジェクトが覆るってことはありえなくないけど、そのギリギリのアプリをAppleが応援してくれる、紹介してくれる可能性は限りなく低そう。
やっぱりApple のApp Storeガイドラインに沿ったアプリをちゃんと作らなきゃ行けないなーって思ったニュースでした。
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