AppleがiOS11のOSシェアを発表しました。以前調査会社がiOS11のシェアを公表してましたが、今回はAppleが正式に発表したものになります。
iOS11のシェアが52%に〜Appleが正式発表
Appleが11月6日時点でのiOSのバージョン別シェアを発表し、iOS11のシェアが52%に達したことを明らかにしました。App Storeのサポートページで数字を公開しています。
iOS11のリリース以来初のバージョン別シェア
iOS11のリリース以降、AppleがApp Storeの開発者向けサポートページをアップデートするのはこれが初となります。またiOS11のバージョン別シェアの、Appleによる正式な数字が発表されるのも初めてです。
なおこのシェアは、App StoreにアクセスするiOS端末のOSバージョン情報をもとに計算されています。
Mixpanelの調査では66%のインストール率
調査会社Mixpanelによれば、iOS11のインストール率は、10月19日の時点で54.49%とすでに過半数を超えていました。現地時間11月6日(Appleの調査と同じ日)時点の数字を見ると、iOS11が66.05%、iOS10が28.15%、それ以前のバージョンが5.80 %となっています。
iOS11の普及率はiOS10と比べると緩やかですが、リリース以来確実にインストール率を伸ばしています。
iOS11.1が最新バージョン
現在一般ユーザー向けに公開されている最新版はiOS11.1で、70以上の新しい絵文字が追加されたほか、3D Touch対応のディスプレイで、画面の端を押してAppスイッチャーにアクセスする機能が回復しています。
開発者及び登録テスター向けに公開されている最新バージョンはiOS11.2ベータ2とパブリックベータ2です。なおiOS11.2パブリックベータ2では個人間送金機能Apple Pay Cashが利用可能となっています。
AppleがiOS11を正式リリースしたのが、9月中旬あたりなので、約1ヶ月強でiOSの過半数以上がiOS11にアップデートされたってことです。
そう考えると、iOSってかなりユーザーのアップデートサイクルが早いですね。
Androidの場合は、スマホを開発しているメーカーがAndroidの最新バージョンに対応しない場合、アップデートできなかったりするんで、未だにAndroid2.3を使っている人もまれにいたりします。(少数ではありますが)
その点iOSは、iOS11が52%、iOS10が38%なので、90%以上のiPhoneユーザーが、iOS10以上の人ってことなので、これはOSとハード両方作っているAppleだからこそできるワザなのかなと思います。
iOS10以上が90%で残りの10%のうち、普通に今も使っている人は5%くらいで、残りは機種変して古いiPhoneをゲーム機として使っている人だったりするのかな?って考えます。
アプリ開発をする場合、そのアプリをどのOSバージョンまで対応するか?を検討して設定しますが、
このデータを見る限り、iOS10以上をターゲットとして設定すればいいんじゃないか?って思われます。
コメントを残す