iOS11では、32bitのアプリはインストールできなくなりましたが、2017年8月時点で、全アプリの8%程度は、未だに32bitアプリだったようです。
iOS11リリースされてから、その後32bitアプリがどのくらい減ったのか気になる…
iOS 11で使えなくなる32bitアプリは約18万7千本、うち約3万8千本がゲームアプリとの推計
この秋にリリースが予定されるiOS 11では32bitアプリのサポート終了が見込まれていますが、これに伴って動作しなくなるアプリが18万7千本を上回るとの推計が発表されました。これはアプリ情報調査会社Sensor Towerの共同創業者であるOliver Yeh氏によるもので、全iOSアプリの約8%に相当します。
アップルが32bitアプリを排除する動きは”いきなり”ではなく、数年もの猶予期間がありました。まずiPhoneのCPUはiPhone 5sに搭載のA7から64bit化しており、2015年6月1日以降はAppStoreに申請するアプリは全て64bit化を開発者に義務付け。
そして2017年初頭のiOS 10.3からは、32bitアプリを起動すると「アップデートの必要があります」と警告が出るようになりました。
さらに同年6月にはApp Storeの検索結果から32bitアプリが除外されていることが発見される……というふうに、何回かの段階を踏んでいます。
これら32bitアプリの中には、今でも人気があって現役のものが少なからず含まれています。Business Insiderはその例として、先月20万回のダウンロードがあったYouTube Captureなどを挙げています。
現存する32bitアプリで最多を占めているのがゲームアプリで、約38000本。次いで教育、エンターテイメント、ライフスタイルのカテゴリが続きます。ゲーマーにとっては、iOS 11へのアップデートは急ぎすぎないほうが良さそうです。
Sensor Towerは「iOS 11リリース後も32bit版しかないものはすぐには消えないだろう。しかし、最終的にアップルは全ての32bitアプリを削除する」との見通しを述べています。
32bitアプリは、iPhoneの「設定」を開き、「一般」「情報」をタップすることで確認できます。画面が切り替わらない場合は、すべて64bit対応しているということ。詳しくは、こちらをご参照ください。まだ32bitアプリの削除まで余裕のある今のうちに、乗り換え先のアプリを検討しておくといいかもしれません。
そういえば、この前こんなことがありました。
お客さんに「このアプリに似たようなアプリの見積もりをお願いしたい」って言われて、
そのアプリを調べてみたけど、僕のiPhone(iOS11)のAppStoreで検索に引っかからず、、
でもMacで検索して見ると、普通にAppStoreに出てくるっていう謎の現象が起きました。
で、試しにiOS10のiPadで、そのアプリを検索したら、普通にヒットしました。
つまり、そのアプリは32bitで作られていて、iOS11の端末では引っかからないようになっていたってことです。
ということで、32bitのアプリだけど、今もそれなりに需要のあるアプリがある、ユーザーも気に入っているけど、アプリが32bitに対応してくれていないから、他のアプリに乗り換えたいっていう人は少なからずいそうです。
なので、32bitで作られたアプリで、その後運用されていないけど、今もユーザーが愛用してくれているようなアプリは狙い目かもしれません。
アプリ開発をしていれば、アプリの32bit対応なんか、1時間くらいで済む話のような気がするけど、
古いライブラリを使っているとか、アプリ開発を外注していたから、アップデートが自分ではできないっていう人など、アップデートできない理由があるんだろうなー。
もし、32bit対応したいけどできないっていう方、いらっしゃいましたら、是非僕の方までご連絡ください!ww
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