こんにちは。今日もニュース記事です。
ついに、iOS11でiPhoneのカメラアプリにQRコード読み取り機能が追加されるようです。
つ、つ、ついにiPhoneのカメラアプリがQRコード読み取りに対応するみたい #WWDC17
みんな思ってるだろうけど(もちろん僕も)、どうやら次期iOS 11では標準のカメラアプリにQRコード読み取り機能が加わるようですよ。
Dayton Lowellさんのツイートでは、iOS 11のベータ版でWi-Fi接続用のQRコード読み取りを行なっている様子が確認できます。
サードパーティ製アプリに頼っていただけに、この機能追加は嬉しいですね。なお、PhoneArenaによると、カメラ設定でQRコード読み取りのオン・オフが切り替えられるようですよ。
本当ようやくって感じですね。
今までありそうでなかった、標準カメラアプリのQRコード読み取り機能ですが、iPhoneユーザーの人はサードパーティーのアプリを使っている人が多いはず。
僕の場合、新しいiPhoneを買った後、QRコードを読まなきゃいけないタイミングになって、慌ててAppStoreからQRコード読み取りアプリをインストールした記憶があります。
まあ、ユーザーからしたら、AppStoreからわざわざアプリをインストールしなくてもいいという点で便利になるのかもです。
最近のAppleの動向
iOS11のニュースとか、最近のAppleの動向をみて思うのが、
「Appleの標準アプリを充実させて、ユーザーを囲い込むよう動きになっている」
ように思います。
Appleミュージックとか、Appleのニュースアプリとか、前回の記事で書いたAppStoreのデザイン変更とか、今までは、他のポータルサイトとか、ニュースまとめサイトとかでユーザーが情報を得て、そこからアプリを利用するって流れができていましたが、
Appleの純正アプリがポータルサイトとか、ニュースまとめサイトの代替にさせようとしているように感じます。
ユーザーを囲い込めるアプリがあれば、Apple的にはユーザーをコントロールしやすくなったり、Appleブランド好きが増えて機種変更でAndroidに流れたりするのを抑止することができるメリットがあるからなのかな?
ユーザーを囲いこんでいる動きを見せているのは、市場的にも飽和状態に入ってきているし、Androidのシェア拡大の抑止とか、タブレット市場が縮小傾向にあることも原因になっているのかな?
タブレット市場が2年連続減少、iPadの販売シェアも減少
ICT総研は、国内のタブレット端末の市場動向を調査し、結果を明らかにした。
2016年度のタブレット端末の市場は866万台。2014年度は919万台で、1000万台に迫るなど成長を続けてきたが、2015年度の895万台に続き、2年連続で出荷台数が縮小した。要因として、スマートフォンの普及でタブレットの新規需要が減退していること、キャリアのLTE対応タブレットの販売が伸び悩んだことなどが挙げられている。
一方で、今後はWindowsタブレットを中心に需要が増加すると予測しており、市場は再び拡大に転じるとしている。出荷台数の予測は、2017年度が897万台、2018年度が936万台、2019年度が988万台。
iPadの出荷台数シェアは、2012年度の53%を境に減少し始め、2016年度は39.6%にまで減少。ただし、iPadの個人ユーザーの所有率は依然としてトップ(16.1%)であるため、今後も一定のシェアを確保すると見込まれている。
Androidタブレットは2015年度が前年割れだったものの、2016年度はわずかに回復し402万台を出荷した。出荷台数シェアは46.4%で、iPadより単価が低いこともあり、トップシェアをしばらく維持するとみられている。
iOS11のQRコード読み取り機能追加に思うこと(個人開発者目線)
スティーブジョブスの時代はアプリデベロッパーが少なかったこともあるけど、iPhoneの標準アプリは、そんなに充実していなくて、みんなAppStoreからアプリを探してiPhoneを自分なりにカスタマイズしてた。
ちょうどいい未完成な感じが、iPhoneに無限の可能性を感じたけどなー。
最近のAppleは、標準アプリが充実してきて、AppStoreがなくても十分楽しめちゃうから、全然AppSoreからアプリをダウンロードする人も減ってきているんだろうな・・・
QRコードアプリは、AppStoreにもたくさんあるし、僕もQRコード読み取りアプリをリリースしている。
僕のQRコードアプリは全然売り上げないから撤退する分には全然問題ないけど、QRコードメインの会社とかは大ダメージだろうなー。
こんな感じで、ツールアプリはどんどんiPhoneの純正アプリが普通になっていくから、やっぱりアプリはゲームとかエンタメ系がメインになるんだろうな。
個人開発者として生き残るには、ツール系アプリだったらAppleの純正アプリとの差別化できるアプリだったり、エンタメ系だったら、一発芸アプリとか、スピード感のある開発をしていくしかないのかなと思いました。
ってことで今日のところは以上です。
今日も読んで頂きありがとうございました。
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