おはようございます!
Appleが、AppStoreの広告ブロックアプリを全滅させる可能性があるようです。
広告ブロックアプリが消える?Appleが利用規約違反を理由にアップデート拒否か
スマホでWebを見ていてイライラさせられるポイントの1つ「広告」、最近はそういったものを非表示にするブラウザアプリなどもリリースされていますね。
リリース当初から人気のあるアプリカテゴリなのですが、どうやらAppleは快く思っていなかったようです。
Web広告をそもそもブロックして非表示にしてしまうブラウザアプリ、『Adblock』などが登場しました。
基本的に有料アプリ、または広告ブロック機能を有料で提供するアプリなんですが、ユーザ的には「多少のお金を払ってでも広告を非表示にしたい」という考えが多いらしく、今でもかなりの人気を集めています。
そんな広告ブロックアプリなのですが、開発者達によると「Appleが規約4.2を理由にアップデートを拒否している」との事。
近々公開されるであろうiOS 11対応のために最新版を開発、アップデートしたいと思っている開発者にとっては致命的な状況と言えますね。
この「規約4.2」とはざっくり、「便利でもユニークでもない継続的に楽しみを提供できないアプリは禁止」というもので、広告ブロックアプリの機能はすでにSafariで(コンテンツブロッカーとして)サポートされており、「便利でもユニークでも楽しみを提供できないアプリ」と判断されてしまっているようです。
またAppleはこれらの意見に関して「我々は他のアプリや機能を妨げるようなアプリを許可した覚えはない」とした上で、「開発者が広告でお金を得られるようにサポートしてきた」と説明しており、「広告ブロック=他の開発者の妨害行為」のように捉えている事がわかりますね。
コンテンツブロッカーを含めこうした広告ブロックアプリは、いずれ全部消えてしまうのかも知れませんね。
広告ブロックアプリは、最近アプリランキングでも上位に入る、人気アプリがあったりしますが、
4.2のリジェクトは、「機能が少ない、ユニークではないアプリ」のリジェクトなので、
厳密に、「広告ブロックがダメだ」っていうリジェクトではないんですね。
このリジェクトの場合、機能を他にも追加して、アプリをユニークで楽しいものにしたら、アプリをリジェクトする理由にはならない気がするけど。。
僕自身、Appleの審査に散々苦しめられてきた経験から言うと、Appleには、こうゆう曖昧なリジェクト理由はやめて欲しいと思います。
「広告ブロックがダメ」ならダメで、ガイドラインの規約を改訂して欲しい。
じゃないと、どこかに抜け道があるんじゃないか?って思う人もいると思うから。
iOS11リリースに向け、AppStoreを、よりよくしたいのであれば、このあたりもはっきりさせて欲しい。
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