iOS11で新たな不具合が発覚したようです。
キーボードで「it」と文字入力する際に「i.T」に自動変換されてしまうという不具合です。
少なくとも数百人のiPhoneユーザーから、「it」とタイプすると勝手に「I.T」に変換されて困るとの苦情の声が上がっています。問題はiOS11以降のiOSを搭載したデバイスで発生しているようです。
iOS11のリリース直後から発生か
アルファベットで「it」と入力すると、候補として最初に「I.T」が表示され、選択しなくても自動的に「I.T」へと修正されてしまう問題が報告されています。
米メディアMacRumorsのフォーラムやTwitter、その他の掲示板などに、この問題に悩むユーザーの投稿が相次いでいます。MacRumorsによれば、iOS11がリリースされた直後から、指摘されていたとのことです。
ユーザ辞書登録か自動修正をオフに
自動変換されるバグは、再起動しても解決しません。設定→一般→キーボードと選択して「ユーザ辞書」を開き、右上の「+」をタップ、「単語」と「よみ」の両方に「it」と設定しておくと、一時的には問題を回避できます。
この方法でもうまくいかない場合は、設定→一般→キーボードで、「自動修正」のトグルをオフにするしかありませんが、あまりいい方法とはいえないでしょう。
類似のバグはアップデートで解決したが…
アルファベットの自動修正といえば、「i」と入力すると「A」とシンボルマークへと勝手に変換されてしまうバグが発生、AppleはiOS11.1.1のリリースでこの問題に対処しています。しかし「it」が自動修正される問題はまだ修正されていないようです。
参考:iOS11以降で「it」が「I.T」に自動修正される問題が発生中
今回発覚した不具合は、以前発覚した文字入力が自動変換されてしまう不具合(iOS11.1.1で修正済み)に似ている問題なので、ユーザー辞書の設定を行うことで回避できるため、大きな不具合ではないですが、ユーザー辞書の登録を行う手間が増えてしまいますよね。
iOS11.1.1では問題発覚後、すぐにAppleが修正版をリリースし他ので、今回の問題もAppleが早めに対応する可能性はありそうです。
iOS11.2のリリースを控えていますが、もしかしたら今回の問題の修正版(iOS11.1.3?)をリリースする可能性も出てきましたね。
ユーザー辞書をいちいち登録するのは面倒だという人は、iOS11の次のアップデートで修正が入るのを待ちましょう。
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