Appleがフランスの画像解析技術を持つ企業を買収しました。
画像認識の精度向上が目的のようです。
Apple、コンピュータービジョン関連会社を買収。画像の認識技術がもっと賢く?
今はFacebookなどのSNSサービスに写真をアップロードすると、顔を認識して「彼ってお友達の誰々?」なんて提案するほど、顔認識技術は賢くなりました。そんな技術にも深く関わっているフランスのコンピュータービジョン関連会社「Regaind」をApple(アップル)が買収したとTechCrunchが報じています。
このRegaindが取り組んでいたのが、人工知能(AI)を利用した写真や顔の解析技術。Regaindの案内によれば、AIを利用したAPIで大量の画像の中から「ボート」や「ライオン」などの特定の要素を含むものを判断したり、あるいは画像の品質や技術などを審査することができるそうですね。まさに、今流行りの技術の一つといえそうです。
さらにMacRumrosによれば、RegaindのAPIは画像の人物やその性別、年齢、感情なども判断できるそう。そういえば、以前にはMicrosoft(マイクロソフト)も画像の人物の感情を判断できる技術を公開していましたね。感情の判断がなにに役立つのかは今のところ不明ですが、もしかしたらユーザーが悲しんでいたらAIアシスタントがなだめるような、SFっぽい時代がやってくるのかもしれません。
なお、Appleの写真アプリに搭載されている「メモリー」という機能では、画像から人や場所、休暇などを自動でピックアップしてくれます。この機能が将来的にさらに強化されるとすれば、なかなか楽しみです。
この買収についてAppleは大方は認めているものの、その目的や将来の計画については明かさないとのこと。Appleによる企業買収は謎に包まれたものが多いのですが、今回のコンピュータービジョンの技術はアプリやサービスなどで、すぐにでも私達の役に立ちそうな気がします。
GoogleやFacebookも最近かなり力を入れている印象を受ける画像認識の技術、Appleもその戦いの参戦するようです。
そういえば、iPhoneのアルバムアプリで、人を判別して、その人が写っている写真をまとめてくれる機能がありますが、たまに同じ人が別の人として別れていたりするので、まだまだ画像認識の精度向上が必要だなーっと思うことがあったので、
この買収により、AppleのiPhoneの画像認識の精度が向上してくれると嬉しいです。
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