Appleが中国のAppStoreからSkypeアプリを削除したそうです。
Appleの担当者の話によると、中国公安部からの要請があったため削除したようです。
アップル、中国のApp Storeから「Skype」を削除–中国政府が要請
Appleは、中国政府から現地の法律に違反しているという指摘を受けた「Skype」をはじめとする数本のアプリを、現地時間11月21日に中国の「App Store」から削除した。Reutersが21日に報じた。
中国では、Google、Twitter、Facebookなど複数のアプリがアクセス不可となっている
提供:Josh Miller/CNET「中国公安部から、複数のVoIP(Voice over Internet Protocol)アプリが現地の法律に準拠していないとの通知を受けたので、それらのアプリを中国のApp Storeから削除した」とAppleの広報担当者はReutersに対して述べた。
米CNETはAppleにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
これにより、Microsoftが保有するメッセージアプリであるSkypeは、Google、Facebook、Twitterなど、中国のユーザーが使用できない複数のアプリに仲間入りすることになった。
GoogleやFacebook、Twitterといったアプリは既に中国のAppStoreでは使うことができないアプリのようです。。
中国ではGoogle やTwitterは使用できませんが、その代わりにかなり似ているサービスがあるため、中国の人々は代替サービスを利用しているようです。
アプリが現地の法律に準拠していないことを理由にSkypeアプリを削除するっていうのは、どうなのかな?って思いますが、中国がここまで発展を続けて来られたのは、こういったSNSなどの情報規制を中国政府が力技で行い、国内サービスを成長させて来たことも大きそうですね。
下記の記事によると、中国では、海外のソーシャルメディアなどへのアクセスをブロックするインターネット情報検閲システムがあるようです。
Skypeが中国のアプリストアから削除、App Storeも影響下に
中国では、Great Firewall(グレート・ファイアウォール)とも呼ばれるインターネット情報検閲システム、「金盾(きんじゅん)」により、海外のソーシャルメディアなどへのアクセスがブロックされることで知られています。
国務院・サイバー空間管理室は、過去2ヶ月の間にFacebookの提供するエンドーツーエンド暗号化が導入されたメッセージングサービスWhatsAppも定期的に妨害しています。
アジア企業で初の時価総額500億ドル企業の仲間入りを果たしたTencentの提供する中国NO.1のメッセージングサービスWeChatも、9月末の最新アップデートでユーザー情報を中国政府に対して譲渡することへの承諾を求めるようになるなど、中国国内のコミュニケーションアプリの締め付けは強くなっていくばかりのようです。
日本でこれやったら暴動がおきそうですけど。。w
そうゆう意味では日本は平和だなー。。
こうゆう強引なやり方は好きじゃないので、ちょっと疑問を感じるニュースでした。。
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